【LINE】認証済みアカウントとは?メリットや審査ポイントも解説!
「認証済みアカウント」とは、LINEヤフー社の審査を通過したLINE公式アカウントのことです。
審査申請が必要な分、主に集客面でメリットがあります。
この記事では、審査申請の方法はもちろん、気になるメリットや審査のポイント・費用についても解説します!
「LINEをビジネス利用したいけど、認証済みにすべき?未認証のままでもいい?」と悩んでいる方は、参考にしてください。
認証済みアカウントのメリット
引用:https://www.lycbiz.com/jp/service/line-official-account/verified-account/
認証済みアカウントになると、上の画像のようにアイコンやアカウント名の前に青いバッジがつきます。
認証済みアカウントの大きなメリットは、
●友だちを集めやすくなる
●請求書決済ができる
の2点が挙げられます。
なお、認証の申請・審査・取得にかかる費用は0円です!
では細かくメリットを解説していきます。
友だちを集めやすくなる
LINE公式アカウントを運用する上で、友だちをいかに集めるかは大きな課題になります。
認証済みアカウントになることで、友だち数の増加をLINE側にサポートしてもらえます。
LINEアプリ内の検索対象になる
LINEアプリ内で検索対象になると、ユーザーがアカウント名を検索して友だち追加できるようになります。
通常はそもそもアカウントについて知っている人でなければ友だち追加する機会がありませんが、検索対象になると「アカウント(店舗やサービス)を知らない人」にアプローチできます。
検索はキーワードや地域でも可能で、アカウント名や店舗情報に含まれている情報でヒットします。
たとえば「銀座 サロン」と検索すると、このような結果に。
キャンペーン情報なども表示でき、他のSNSに比べてより直接的なアプローチが可能です。
LINEアプリ内に広告やクーポンを掲載できる
LINEアプリ内に友だち追加を促す広告や、アカウント情報、クーポンを掲載できるようになります。
クーポンはアカウント名と同じように、検索位置を指定して検索できるのがポイントです。
認証済みアカウントになってクーポンを発行しておくことで、たとえば「渋谷の居酒屋でクーポンを出してるところはないかな?」というユーザーに、お店を見つけてもらえるわけです。
クーポン掲載は無料ですが、友だち追加広告は有料のサービスです。
公式キャラクター入りポスターやノベルティを使える
友だち募集をPRするキャラクター入りのポスター(無料)や、ノベルティ(有料)を使用できるようになります。
引用:https://www.lycbiz.com/jp/service/line-official-account/verified-account/
その他のメリット
請求書決済ができる
有料プランを利用する際、未認証アカウントだとクレジットカード決済でしかできませんが、認証済みだと請求書決済が可能になります。(請求書決済サービス「Paid」)
クレジットカードで決済が厳しい場合は、必ず認証済みアカウントの申請をしましょう!
無料プランと有料プランの違いは、こちらの記事をご覧ください。
拡張機能が使える
LINE運用をする上で、認証済みアカウントにしか使えない機能が、ごくわずかですがあります。
●「アカウント満足度調査」や「リサーチ」機能で、自由回答を設置できる
LINE公式アカウントでは、ユーザーに満足度の調査をしたり、アンケートを取ったりすることができます。
その回答として、選択肢にプラスしてユーザーが自由に意見を書きこめる欄を設けられる訳です。
よりユーザーの生の声を回収しやすくなるのがメリットでしょう。
●「メンバーシップ」を利用できる
LINE公式アカウントには、サブスクを作れる「メンバーシップ」という機能があります。
利用にはいくつかの条件がありますが、その中に「認証済みアカウント、もしくはターゲットリーチ(LINEの利用頻度が高い友だち)が200人以上」というものがあります。
友だちが少ないうちからメンバー限定のコンテンツ配信などで収益をあげたい場合は、認証済みアカウントを申請しましょう。
ただし、このほかに認証済みと未認証で機能差はありません。(2024年1月現在)
上記のメリットに必要性を感じなければ、未認証でも十分にLINE公式アカウントを使いこなせます。
また、アカウントをクローズドなものにしたい(検索されたくない)場合は、未認証アカウントを選ぶといいでしょう。
先述の通り、LINE運用では友だちをいかに増やせるかが重要です。
特に初期は、店舗にあるポスターやSNSで告知しても思うように増えてくれません…
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申請方法
では認証済みアカウントにするための申請方法を解説していきます。
申請はアカウントの管理権限が「管理者」の人しかできません。
管理権限については、LINE Official Account Managerにログイン>「設定」>サイドバー「権限管理」で確認できます。
①管理画面にログインする
まずはLINE Official Account Managerにログイン後、右上の「設定」をクリックします。
②認証をリクエストする
「アカウント設定」から「アカウント認証をリクエスト」をクリックします。
すると案内ページになるので、下まで確認後「アカウント認証を申請する」をクリックします。
③必要事項を入力する
下記の必要事項をフォームに入力していきます。
- 業種
- 自社サイトやSNS、ない場合は店舗情報が掲載されているサイト(食べログなど)のURL
- 会社情報
- 申込者情報
入力後「確認」をクリックしたら、申請は完了です!
審査にはLINEヤフー社の5〜10営業日を要します。
審査を待つ間は、未認証アカウントとして運用をスタートできます。
審査を通過するポイント
まずLINEヤフー社が公開している審査基準を見てみましょう。
認証済アカウントの開設には審査が必要です。審査は以下の基準に基づき実施されます。
1. LINEユーザーの不利益につながる可能性がないか
2. 法令における規制の有無と規制内容に抵触するものでないか
3. 利用規約第18条「禁止行為」各号に該当するおそれがないか
4. 当社が独自に定める審査基準を満たすか否か
5. 当社の事業へ悪影響を及ぼす、あるいは当社の信用を損なうものでないか
※当社はお客さまに対し、審査結果およびその理由について説明する義務を負わないものとします。
引用:LINE公式アカウントガイド
正確な情報を入力する!
アカウント名が申込者の名前や略称になっていないか
住所や電話番号は自社サイトと同じものになっているか
誤字や入力忘れはないか
まずは正確な情報の入力を心がけましょう。
審査中、本人確認のために電話がかかってくるケースもあります。
規約・ガイドラインを確認する!
LINE公式アカウントは、そもそもアカウント開設ができない業種があります。
具体的には、医薬品等の個人輸入代行、アダルト、ギャンブル、マルチ商法などが当てはまります。
詳しくはLINE公式アカウントガイドを参照してください。
LINEヤフー社が「審査結果およびその理由について説明する義務を負わない」としている通り、もし審査に落ちてしまっても理由はハッキリ分かりません。
ただし何回でもトライできます。
ガイドのなかに違反事項が見つからない場合は単なる入力ミスも考えられるので、再度申請してみてください。
まとめ
LINE運用をする上で認証済みアカウントになると友だちを集めやすくなる、請求書決済ができるなどのメリットがあります!
審査や認証にかかる費用は0円で、申請は5分ほどで終わるので、メリットに魅力を感じる方はぜひ審査申請してみましょう。