LINE公式アカウントのブロックを防ぐ!3つの「されない」ポイント

LINE運用で重要なポイントは、ある程度永続的に友だちを増やしていくことです。
が、友だちがどんなに増えても、すぐにブロックされてしまってはリピーターを生み出しやすいLINE運用のうまみを活かしきれません。

この記事では、ブロックを防ぐ運用のポイントを具体的に解説します!
ブロック率の確認方法も解説するので、「LINE運用の反応が悪いな」と悩む前にぜひチェックしてください。

目次

ブロック率と確認方法

ブロックは0にするべき?

結論からお伝えしますと、LINE公式アカウントでブロックを0にする必要はありません。
「定期的にメッセージを配信したらブロックされてしまのでは?」と気にされている方もいるでしょう。
ですが1回のCVのみを目的としないアカウントであれば、登録後すぐにブロックするユーザーを気にして施策を打たないより、店舗や商品に興味・愛着を持ってくれるファンを育てていく方が有効です。
またLINE限定クーポンを発行した場合、それだけを目当てに友だちになるユーザーも一定数います。
単純に生活環境の変化でアカウントを使う場面がなくなるユーザーもいるので、多少ブロックされても落ち込まずに運用していきましょう!

ただブロックを気にするべきタイミングもあります。
それは以下の2点です。

●ブロック率が30%を大きく超えている
●数日で急激にブロック率が跳ね上がった


LINE公式アカウントの平均的なブロック率は、20〜30%といわれています。
これを大きく上回っている場合は、運用に改善点があるといえるでしょう。
また急激にブロック率が上がった場合は、その直前に配信しているメッセージなど原因があると考えられるので、同じミスをしないよう分析が必要です。

ブロック率の確認方法

LINE公式アカウント管理画面では、ブロックの数を日にち別に把握できます。
まずはLINE Official Accout Managerにログインし、「分析」>「友だち」をクリックします。

すると画像のように、友だち追加数、ターゲットリーチ数、ブロック数が確認できます。

ターゲットリーチとは、友だち追加数からブロック数と属性不明数を引いた友だちのことです。
セグメント配信をしたいときに配信できる友だちは、このターゲットリーチとなります。

LINE Official Account Managerでは、友だちの属性は推定でしか把握できません。
そのためLINEやその他のLINEサービスの利用頻度が低く、LINE側が性別など推定できないユーザーは属性不明としてターゲットリーチからは弾かれる仕組みです。

ブロック率は、ブロック数÷友だち追加数です。
たとえば上の画像のアカウントであれば、ブロック率は約15.7%になります。

なぜブロックされるのか?

ブロックを防ぐには、ブロックされる理由を知らなければなりません。
端的に言うと、アカウントが「迷惑だ」と思われた時にブロックが発生します。
「迷惑」ポイントは、公式アカウントを訪問販売のセールスマンとして捉えるとイメージしやすいでしょう。
押し売りの圧が強い、忙しい時間帯にやってくる、自分に関係ない商品の説明をされる・・・

では具体的に解説していきます。

配信頻度が高すぎる

配信頻度が高すぎると、通知の鬱陶しさが「迷惑」に直結します。
特に同じ日の複数配信や、メインターゲットが忙しい時間帯の定期配信は避けた方がいいでしょう。

ただ高い頻度で配信しても「迷惑」よりメリットが勝つケースもあるので、後述します。

配信の内容が興味に合わない

配信の内容が「迷惑」になる具体例
  • 女性なのに、男性向け商品のPRが届く
  • 20代なのに、50代向けの情報が届く
  • クーポンばかり何度も届く
  • 店舗や担当者の日常的なメッセージばかり届く
  • 定型文ばかり届く

クーポンばかり何度も届くケースは有効なように思えますが、クーポンを使いたいと思える商品の情報も同時に届けないと、押し売り感やユーザーが商品を調べる手間が出てしまいます。
定型文ばかり届くケースでは、いちいちメッセージを確認する意味やLINEの“友だち”である特別感が感じられず、「迷惑」に。

ただ「迷惑」になるなら極力何もしない、という選択は運用効果を上げにくく、それはそれでブロック対象にもなり得ます。

まずは定期的なブロック率のチェックと、友だちの属性・興味の把握から始めてみましょう。

「そうは言っても、LINE運用にさけるリソースがない…」
「どんな配信をすればいいか分からない」

というときは、LINE運用280社以上の経験を持つCanvasにお任せください!
LINE運用のプロがブロック率含む各数値をこまめに分析し、改善点の洗い出し〜配信内容の精査・実行まで行います。

ブロックを防ぐ3つのポイント

ではいよいよブロックを防ぐポイントを具体的に解説していきます。

①あいさつメッセージを活用する

あいさつメッセージは、ユーザーが友だち追加した直後に配信されるメッセージです。

これを活用して、友だちを継続するメリットを1番最初にアナウンスしてあげましょう。
通知が「迷惑」にならないよう、あいさつメッセージに「通知不要な方は、右上の設定から通知オフにしてください」と入れる方法もあります。

あいさつメッセージの設定方法は、こちらの記事を参照ください。

②ユーザーのメリットを高める

LINE限定クーポンやキャンペーンなどおトクなお知らせは、もちろんメリットになります。
さらに下記のようなコツがあります。

欲しい情報、やりたいことにすぐアクセスできるようにする

「お店の予約をしたい」
「営業時間を知りたい」
「今週イチオシの求人を知りたい」
「商品の使い方を知りたい」

そんなときHPや予約サイトにいかなくても、LINEだけで全てが完結できるようになるとユーザーのメリットは非常に高まります。
これにはリッチメニューの設置が有効です。

リッチメニューはトークルームに常に表示させることができ、視認性が高いため、ユーザーのクリック率はメッセージに比べて格段に高くなります。

リマインドとしての役割を持たせる

通知を「迷惑」にせず、むしろメリットにする方法です。
具体的には、イベントや予約のリマインド、商品の発送通知としてLINEを使う形です。

新鮮な情報を届ける

  • その日の天気に合わせた商品の訴求
  • 目新しい商品の使い方(例:商品をメインにした斬新なレシピ)
  • 有益なコラム(例:梅雨時の美容法)

など、ユーザーに手短に新鮮な情報を届けられると、配信が楽しみになります。
これが高い頻度で配信をしても「迷惑」よりメリットが勝つケースです。

③セグメント配信をする

セグメントとは、ユーザーをグループ分けすることです。
一人一人の属性や興味に合わせてメッセージを配信することで、ユーザーが「迷惑」と思う情報を減らし、これは自分のためのメッセージだ!」と思ってもらいやすくなります。
特に人材や教育など、属性によって全く違う訴求が必要な場合はセグメント配信をお勧めします。

LINE公式アカウント管理で可能なセグメント配信
  • オーディエンス機能
    メッセージ内のリンクをクリックした、特定の経路で友だち追加した、などアカウントに関わる特定の行動をしたユーザーを絞り込めます。
  • 属性絞り込み
    「属性」は、主にユーザーの性別・年代・地域です。
    ただしこの「属性」は、LINE側が推定したもので、かつ全てのユーザーの情報は推定できないとLINE公式からアナウンスされています。

    LINE公式管理では、オーディエンス機能では50人以上、属性絞り込みでは100人以上のターゲットリーチがいないとセグメント分けができません。

Reviveでは、上記に加え、ユーザーの目的や興味でもセグメント配信が可能です。

実際の事例)健康食品のセグメント配信
  あいさつシナリオで、健康食品をとる目的や性別・年代のアンケートを実施。
  その後、セグメント配信で商品を訴求。


結果:導入からわずか3ヶ月でLINEが主要獲得チャネルに

さらにこうしたセグメント配信を、友だち追加からの日数に対応させて自動配信
ユーザーの興味が薄れないうちにCVへと繋げられます!
友だち数の制限もなく、確実な属性の取得も可能です。

まとめ

LINE公式アカウントのブロックを防ぐには、ユーザーの目線に立って「迷惑」をなくし、お得度や利便性を高める工夫が必要です。
そのためにも友だちの属性や興味を把握し、そこに合わせたメッセージ配信を心がけましょう!

LINE運用は誰でもすぐにできるからこそ、メリットや効果を確認しながら進めていくことがキモです。

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この記事を書いた人

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