LINE公式アカウントの魅力：独自の強みと運用の効果を解説！成功事例も

いまや企業や店舗にとってLINE運用は当たり前の時代。とはいえ「なんとなく」でLINE運用を始めても、なかなか成果はあがりません。運用成功のために、まずはLINEの強みを把握しましょう！
そこでこの記事では、メルマガやDMとは違う、LINEならではの強みや運用効果を解説します。これからLINE運用を始めたい方は、ぜひ参考にしてください。

LINE公式アカウントとは

「LINE公式アカウント」とは、企業や店舗が使えるビジネス用のアカウントのことです。
LINEは日本の人口の約70%*が利用しており、自治体がインフラとして使っているケースもあるほど暮らしに根付いています。
つまりLINEは、他のSNSに比べてアプローチできる人数が圧倒的に多いのが特徴です。
*LINEの国内月間アクティブユーザー 9,600万人÷日本の総人口1億2475万2000人（2023年1月1日現在[確定値] 総務省統計局）

またLINE公式アカウントは、個人・法人問わず、無料で即日利用開始できます。
ひと月に送るメッセージ数によって有料プランにする必要はありますが、まずは無料プランから始められるのは嬉しいポイントです。

	コミュニケーションプラン	ライトプラン	スタンダードプラン
月額固定費（税別）	0円	5,000円	15,000円
1ヶ月に配信できるメッセージ数	200通	5,000通	30,000通
追加メッセージ料金（税別）	不可	不可	〜3円／通*

その他、詳しい機能やアカウントの作り方はこちらの記事で解説しているので参考にしてください。

LINE公式アカウント７つの強み

LINE公式アカウントの強みを、以下の7つのポイントから解説していきます。

開封率が高い

LINEの配信がメールマガジンに比べて圧倒的に高いのが、開封率です。
どんなにお得なキャンペーンを打っても、素晴らしい告知文を書いても、ユーザーに情報を読んでもらえなければ意味がありません。
LINEはメルマガに比べると、圧倒的に開封率、さらにクリック率も高く、同じ内容で高い効果を期待できます。

またLINEでメッセージを受け取ったユーザーの約8割がその日のうちに開封するという調査結果から、配信内容に対する即効性も期待できます。
実際、ラーメン店で「雨の日クーポン」を配信したところ、当日の来店客のほとんどが「雨の日クーポン」を使っていた、という例があるほどです。

1対1のコミュニケーションができる

LINE公式アカウントは、友だち追加しているユーザーと1対1のコミュニケーションが取れます。

これにより、電話が苦手なユーザーでも気軽にやり取りができ、予約や購入のハードルが低くなるのが強みです。

またLINEは、友人や家族など親密な間柄でのコミュニケーションに多く利用されています。
ユーザーにはその意識があるため、公式アカウントであっても親近感を持たれやすく、ユーザーに寄り添った返答をすればファン化にも繋がります。
特に地域密着型の小型店舗では、リピーターを増やしやすくなるでしょう。

 1対1のチャット機能は、自分からアクションを起こしたユーザーとのみ利用可能です。運用側が誰にでも1対1のメッセージを送れる訳ではありません。

無料でさまざまな機能が使える

LINE公式アカウントは、前述の通り無料で利用が可能です。
無料プランと有料プランの差は、ひと月に送れるメッセージ数の違いのみです。
メッセージやクーポンの配信・ショップカード・分析・アンケートなど、LINE公式アカウントは売上増加やマーケティングに有効なさまざまな機能を無料で使いこなすことができます。
LINE公式アカウントの機能は定期的に更新されており、今後より使いやすいツールになっていくでしょう。

LINE公式アカウントだけでユーザーの行動が完結する

LINE公式アカウントをうまく使いこなせば、特に飲食店や美容サロンでは情報配信、疑問解消、予約までLINE内だけで完結させることができます。
ユーザーが電話や外部サイトにアクセスする手間を省いてやり、気軽な予約を促します。

茨城県の美容サロンでは、LINE公式アカウントによって「個人経営で発生する店側とユーザー両方の手間」を無くし、リピーターを大幅に伸ばしたそうです。

具体的には、新規顧客にもサロンの利用を検討してもらえるように、施術料金を割引く「クーポン」を配信したり、リピーター育成に使える「ショップカード」などの機能を活用しています。特にショップカードについてはLINE上で管理できるという手軽さもあり、ユーザーによっては来店サイクルが半分に短縮した人もいるほどです。

また、普段サロンに出勤しているのは店長である登坂さんだけのことが多く、以前は施術中にかかってくる電話対応に頭を悩ませていました。「マンションの一室でサロンを運営していますから、『駐車場はどこですか？』というお客さまの電話が頻繁にあった」と登坂さんは語ります。

その課題を克服したのが、LINE公式アカウントの「応答メッセージ」です。
あらかじめ撮影した画像を添付して、駐車場の場所を案内できるように応答メッセージを設定したところ、電話での問い合わせはほぼなくなり、施術に集中できるようなりました。「テキストだけでなく、画像も一緒に送れるのがお客さまから好評」と登坂さんは評価します。

https://www.lycbiz.com/jp/case-study/line-official-account/beplus/

気軽に友だち登録できる

LINEはQRコードで簡単に友だち登録が可能です。
追加する側は住所やメールアドレスを書かされる手間がなく、個人情報を開示する不安もありません。
友だち登録しやすいということは、集客率アップに直結します。

予約配信で工数カットできる

LINE公式アカウントでは、あらかじめ設定した日時にメッセージを配信することができます。
またステップ配信（友だち追加日からの日数など条件に合う友だちにメッセージを自動で配信できる機能）も可能で、1度設定すれば条件に合致するユーザーが出るたび自動で送信されます。
いちいち配信の設定を組む必要がないため、運用の工数をカットできます。

ステップ配信については、こちらの記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

分析機能が充実している

LINE公式アカウントの管理には、無料の分析機能があります。

上記の内容など、運用で知っておきたいポイントが自動で分析され、改善施策を打つ際に役立ちます。

成功事例にみる運用効果

ではReviveの事例をもとに、LINE運用の具体的な効果を紹介します。

化粧品

Cookie規制によるリターゲティング広告の獲得効率の低下を課題としていましたが、LINE運用を開始した直後からLINE経由でのCVを多数獲得。
▶︎CPAを大幅改善！月間最高CVR41％超え！

メディア事業

SEOの成果が出ず自社メディアへの来訪者数が伸び悩んでいましたが、LINEの定期的な運用によってサイト来訪者数を増加。
▶︎サイト来訪者数200%増加！

食品

広告配信ではCVが伸び悩んでいましたが、LINEを活用してナーチャリング施策を実施。
▶︎月間CV数を130%改善！

LINE運用は、友だち（登録ユーザー）を確保できれば開始直後から成果があがりやすく、顧客獲得の主要チャネルになることもしばしばあります。
また属性ごとに配信内容を変られるため、CRM設計にも有効です。
こうした運用効果を費用0円から狙えるのが、LINE公式アカウントなんです。

まとめ

LINE公式アカウントは、郵送やメールでのDMにはない大きな強みを持っています。
強みを活かして、ぜひあなたの企業でも集客・売上の増加はもちろん、CPAの低下、工数カット、顧客管理を叶えてください！