LINE公式アカウントのMessaging APIとは?できること・実例解説!

LINE運用でリッチメニューについて調べていると、「Messaging APIでリッチメニューの出し分けができる」という内容がよく出てきます。ですが慣れない方は「Messaging APIってなに?」と思うでしょう。

そこでこの記事では、Messaging APIでできることや始め方について、初心者向けに実例を交えて解説していきます!

目次

Messaging APIとは

Messaging APIとは、LINEヤフー社から提供されているインターフェース(サービス)です。
具体的にはLINE公式アカウントにおいて、ユーザーとの双方向のコミュニケーションや、外部ツールとの連携を実現してくれます。
Messaging APIは通常の運用管理(LINE Official Account Manager)だけではできない機能を利用できるようにする、いわばLINE運用における機能拡張のために必要なものです。

APIとは
Application Programming Interfaceの略語。
別々のソフトウェアやプログラムをつないでくれるインターフェースです。
APIは、実は日常的にあちこちで使われています。
たとえばカードを使ってネットショッピングで支払いするときや、SNSを使って別サイトの会員登録をするときはAPIが活用されています。

Messaging APIでできること

Messaging APIは、LINE公式アカウント拡張機能を実現するものです。
まずはLINE公式アカウントでできることや、料金など知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

ここでは、

  • LINE Official Account Managerではできない
  • マーケティングや集客・販促に効果的かつ利用頻度の高いもの

という観点からMessaging APIの機能を4つピックアップして、解説していきます。

クイックリプライ

一言で言うと、テキストや画像などのメッセージに回答ボタンを付けられる機能です。

いくつかの選択肢からユーザーが自由に選んで回答、それにさらに答える形でメッセージを配信できます。

Reviveでは、この機能を診断コンテンツアンケート、さらにユーザーの不安解消に活用しています!

【事例】人材系企業の公式アカウント

セグメント配信・リッチメニュー出し分け

セグメント配信とは、友だちを任意の条件でグループ分け、特定のグループにだけメッセージを送ることです。
LINE Official Account Managerでもセグメント配信は可能ですが、グループ分けに友だち数の条件があり、グループ分けできる要素も限られています。

Messaging APIを利用したセグメント配信の例
  • アンケートで特定の回答を選んだ人のみに配信する
    ・学校の資料請求:保護者と学生、さらに学年別に配信
    ・化粧品販売:乾燥/毛穴/ニキビなど、悩み別に配信
  • 商品やサービスを購入した人にのみ配信する
    ・サロン予約:リピータークーポンの配信

セグメント配信には、大きなメリットがあります。

  • ユーザーが自分に関係ない情報を受け取る機会が減る
  • より「自分ごと」になる訴求ができる

アカウントのブロック率低下やCV増加に直結するメリットなので、特にユーザーの属性によって訴求が全く変わってくる分野の場合はセグメント配信機能の拡張をオススメします!

さらにリッチメニューもセグメントによって使い分けられます。

上の画像は人材系企業を例にしています。
このように、メッセージよりCVRの高いリッチメニューでも、より的を絞った運用が実現できます。

Reviveでは、セグメント配信の活用によって売上の大幅アップにつながった事例が多数あります。

例)健康食品
LINE運用を始める前:ユーザのニーズが多様化してCVRが悪化…
▶︎運用開始後:セグメント配信で友だちの属性ごとに訴求を変更し、約3ヶ月でLINEが主要獲得チャネルになるまで成長!

友だちの情報を取得できる

Messaging APIを利用すると、友だちになったユーザーのアカウント名や行動履歴が一覧できるようになります。
LINE Official Account Managerではユーザーの行動履歴でセグメント配信が可能ですが、一人一人の把握はできません。
LINEで顧客管理をしたい場合は、この機能がマストになってきます。

ID連携ができる

Messaging APIを使うと、LIFFというWEBアプリのプラットフォームを実装できます。
これにより、会員登録やログインなどで外部サイトに遷移させず、LINE上だけでユーザーの行動を完結させられます。
ユーザーがLINEとサイトを行き来してログインするストレスがなくなり、登録数増加に直結する機能です。

Messaging APIを利用するには

ここまで解説した通り、LINE運用をより柔軟に、効果的にしたい方にはMessaging APIの利用がオススメです。
Messaging APIを利用するには、2つの方法があります。

  • 自社で1からシステムを開発する
  • 外部の拡張ツールサービスを使う

自社開発する場合は、時間や費用はかかりますが、自社のニーズに完璧にあったLINE運用が可能になります。
そのリソースがない場合、すぐに効果的な運用を始めたい場合は、外部の拡張ツールサービスを使いましょう。

Reviveは、初期費用・月額利用料0円*からスタートできる拡張ツールです。(*成果報酬プランの場合)
0円で手間もリスクもなく導入できるプランから、ツールだけ利用できるプランまでご用意しております。
運用開始時はLINE運用経験280社以上のプロにアカウント作成〜配信・効果分析・改善施策まで任せ、徐々に自分たちで運用していくことも可能です。

LINE運用をしたい方のさまざまなニーズに、Reviveがお答えします!

D2C系
人材系
不動産系
塾系
クリニック系
アパレル・ブランド系
B2B系
金融
ジム系
宅配サービス系

まとめ

LINE運用において、LINE Official Account Managerだけでは満足できない、より高い効果を狙っていきたいという方は、Messaging APIを活用しましょう!

LINE運用は誰でもすぐにできるからこそ、メリットや効果を確認しながら進めていくことがキモです。

  • アカウント作成の手間が面倒
  • 機能を使いこなせるか不安
  • 運用を続けるリソースがない

そんなときは、300社以上のLINE運用ノウハウを持つReviveにお任せください!
アカウントの作成から運用まで、全てLINE運用のプロが担当いたします。
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この記事を書いた人

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